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木村会長に、三和建設とのかかわりについてお話を伺いました。
パラマウントベッドと三和建設とはどのように知り合ったのでしょうか?
森本会長昭和40年頃、当社の東京支店にいた社員が、学校の先輩にあたる設計事務所の方を訪ねたところ、木村寝台工業(パラマウントベッド株式会社の前身)の成東工場の図面を頂いて見積し工事をご下命いただいて以来と記憶しております。
これまで三和建設に、どんな仕事をしてもらったのでしょうか?
木村会長国内3工場および各営業拠点の建設・営繕工事全般です。その他に高松支店の時などには土地の仲介も行なってもらいましたね。
三和建設との仕事を通じて、なにか印象残る出来事(ドラマ)はありましたでしょうか?
木村会長とにかくいろいろお世話になりましたけど、父(創業者、故木村隆輔前会長)は、1966年の千葉工場の建設工事と1971年の新本社ビルの新築が印象的だったみたいです。
特に後者は、当時8階建ての高層建築で「ようやく会社らしくなった」と満足げに言っていた。確かに、このあたり(現本社)は古い町工場が多く、川(旧中川)も汚かった。
森本会長今はきれいになりましたね。川も公園もよい景色になった。
あと、木村前会長は1978年のスポーツプラザの完成も喜んでおられたように記憶しています。
「社員はもとより地域にも貢献できる」と。
木村会長1987年に大平工場に管理棟、組立工場を新築し3工場で増産設備が整い、1993年~1995年の千葉工場組立工場から1997年のプレス工場増築、1998年の第二配送センター新築の一連の工事がパラマウントベッドの飛躍のきっかけであり思い出に残りますね。1977年千葉工場 配送センターの自動倉庫は、確か三和建設の提案で導入したものですね。
森本社長自動倉庫は、三和建設、特に東京支店が強みを発揮できるソリューションの一つです。パラマウントベッドとのお仕事を通じて、当社も自動倉庫のノウハウをさらに蓄積してまいりました。
木村会長1995年~1996年(阪神大震災直後)にかけて、広島支店全面改修、福岡支店全面改修、高松支店新築工事とたて続けに支店の整備を行ってもらった。あのころは地鎮祭の連続だったな。
森本会長1981年も名古屋支店の地鎮祭の翌日は広島支店の地鎮祭でしたね。
木村会長最近では、2008年の千葉工場塗装ラインの自動化に伴う建築工事でもお世話になった。今やかつてのような右肩上がりの増産体制は敷けないが、このようなプロセスの改善によってコストが下がり確実に成果が出ている。
三和建設とは本当に長いおつきあいなのですね。
木村会長今や三和建設が一番古い取引先かもしれない。毎年5月25日に豊川稲荷祭を主催しており、多くの取引先に来てもらっているが、森本会長が最多の出席回数なのではないですかね。
前会長は義理固い人でしてね。さきほど話に出た1971年の新本社新築工事で、どこの銀行も2億円の工事費のうち1億円しか出さないと言っていた中、地元の信用金庫だけが残りの1億円を出してくれたのをずっと恩に感じていた。だから上場後、無借金経営であったにもかかわらず、長く地元の信用金庫からだけは借入におつきあいしていましたよ。
なぜ三和建設なのでしょうか?
木村会長三和建設は、当社の創業時代から工場の隅々まで社員以上に知っているから、工場は三和建設に任せるのがよいだろうと考えています。
それととにかく、何といっても社風がよいというか、会社として信頼がおける。三和建設にはなんでも言える。
森本会長なんでも言ってください(笑)。
木村会長私は常々社員にも言うのですが、人に「人格」があるのと同じように会社にも「社格」というものがあると思います。
外で社格を体現しているのが社員だ。その社員の言動を見ると社格がわかる。そして、一人一人の社員に現れる社格は間違いなく、そこの会社で長年かけて醸成される。
ある日コンサルタントがやってきて突然変わるものではない。
パラマウントベッドの社格・社風も創業社長の厳しい指導によって作られてきた。三和建設も同様なのでしょう。クレームを言えば誠心誠意対応してくれる。大手の会社とは異なり、トップの顔が常に見えているというのも我々にとって安心につながる。
森本社長恐縮いたします。ただ、三和建設の社格は社内だけでなく、パラマウントベッドに代表されるような一流企業とのお取引によって鍛えられたという面もあります。
これから三和建設と、どんな関係を築いていきたいと考えておられますか?
木村会長工場においてメンテナンスから計画提案まで幅広く、協力して頂きたい。
森本社長医療用ベッドのトップメーカーであられるパラマウントベッド様とのお付き合いは、三和建設のものづくりにとって大きな誇りと自信につながります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
INTRODUCTION
2009年4月20日(水曜)取材
千葉第二工場 配送センター
- 所在地
- 千葉県山武郡
- 設計者
- 三和建設東京支店一級建築士事務所
